2012.2.1 三島市防災講演会

岡田みきこ

2012年02月01日 14:03

1月27日、三島市民文化会館で平成23年度三島市防災講演会が開催されました。
これは三島市が主催し自治会連合会と三島市議会が協賛したものです。
古手川グリーンシティ防災会会長の大西賞典氏をお迎えして、
『防災の輪を広げるコツ~楽しく防災をやろう~「生活防災」~防災の概念をぶっ潰せ!~』
という内容でご講演いただきました。
まず、「防災」とは自分の大切な人を守ることと定義付けし、日々の生活の中に防災を組み込む「生活防災」のお話でした。
仕事・家事・勉強・福祉・環境・趣味・お祭り・レジャー・スポーツ・イベントなど自分のできること、関心のあることからはじめる。たとえば住居内の整理整頓は避難経路の確保ができますし、お風呂の水を貯めておけばトイレの水の確保や火災時の消火用水になります。保存食には家族の好きなものを少しだけ余分におく。地域内のコミュニケーションはご近所のあいさつ運動。地域清掃で危険個所の把握。お祭りやイベントで炊き出しなどの訓練になる、などなどです。
災害時には行政も被災者です。
三島市には救急車は4台、工作車は1台しかありません。
頼れるのは地域力です。
翌28日朝の山梨県東部を震源とする震度4の地震。私はびっくりして娘と抱き合いました。情けない話ですが初動はそんなことしかできません。
私も「生活防災」を参考に、まず日々の生活の中で、住居の整理整頓から取り掛かりたいなと思います。
講演会で質問できませんでしたが、講演会に参加した自治会の代表者の方々が、地域に帰り、住民のみなさんに広報していただくにはどうしたらいいのでしょうか?折角のお話も、ここ止まりでは意味がありません。



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