2012.6.19 三島市議会6月定例会一般質問①
6月定例会の一般質問が行われました。
私は初日、5番目に行いました。
以下は質問と当局の答弁をまとめました。
「うなぎと湧水」
三島ブランド「三島うなぎ」の高騰が続く中、うなぎ横町町内会等との協働により味を守り、安定的供給に向けた取り組みを伺う
Q)「三島うなぎ」の観光資源の位置付け支援体制について
A)「三島うなぎ」を観光交流人口の増加に向けた重要な観光資源として位置付けている。うなぎ横町町内会、三島商工会議所、三島市観光協会とともに「全国うなぎまつりサミット」に参加するなどして積極的に宣伝・普及活動を行っている。広報みしまで市民にも広く周知している。
Q)うなぎの稚魚(シラスウナギ)が不漁により値段が急速に高騰しているが、うなぎ飲食店と協働で安定的な供給に向けた取り組みが必要ではないか
A)うなぎ横町町内会では、平成20年に「天然うなぎを全面的に使わないこと」を全国に先駆け決議し、資源保護へ団結した活動を続けている。シラス鰻不漁の3シーズン目を迎えて、日本鰻協会でも、「母なる天然鰻を守ろう」いう活動が始まり、その動きは全国的に広がろうとしている。三島市としても、このような活動の支援体制を整えるとともに、安定供給に向けた取り組みを検討して行きたい。
Q)「三島うなぎ」のおいしさは湧水にあるが、環境や資源の保全について伺う
A)市民・企業・NPO等の関係団体及び行政が協働で行う取り組みの先進地といわれている三島市である事を自覚し、これらの団体と情報を共有化し、役割分担を行うことにより、湧水とせせらぎの保全に取り組んでいきたい。
Q)外来種が入り込まないような対策を講じていただけるよう提案する
A)大切な三島の観光資源である三島うなぎを後世に残していくためにも、外来種のウナギに依存することのないよう、三島うなぎ横町町内会、三島商工会議所や専門家を交え、三島市で出来る対応策を今後検討していく必要がある。この活動を全国に発信し、先導役として活動していく。
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