2012.7.6 議員研修会
2名の講師をお招きして、2部構成で議員研修会が開催されました。
第1部は、元総理府地方分権推進委員会事務局員の小泉祐一郎氏が、「地域主権改革による議会の役割」と題して講演しました。
平成12年4月1日施行の「地方分権一括法」により実現した分権改革。その経緯や条例のポイントと留意点、自治体の対応、議会の役割などを細かい解説を交えながら講演していただきました。特に、条例の制定について、政策ごとの条例の整備は条例の名称と目的が重要であることや、現場の実例を積み挙げて例外規定を設けることなど、わかりやすいお話でした。
第2部は、全国の地方議会でアドバイザーを務める山梨学院大学法学部政治行政学科教授の江藤俊昭氏が「議員定数のあり方を考える」について講演しました。
三島議会は議会改革等検討特別委員会で、議員定数などについて審議をしているところです。
講演では、議員定数などの審議は将来自治を担う人たちの観点で議論することや、議員報酬と定数は別に考える、効率性重視の行政改革と地域民主主義の実現を第一に考える議会改革の理論は別に考える、など、これからの地方議会・議員はどうあるべきかを講演して頂きました。
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