2013.2.7~8 会派“新未来21”研修報告
2月7・8日 会派“新未来21”石渡議員、川原議員と共に、地方議員研究会主催のセミナーに参加しました。
講師は、フリーランスのコンサルタント、和歌山大学非常勤講師で大阪市立大学非常勤講師の江口雅祥氏です。
1日目は、「公共施設マネジメントの理論と実際」と題して、
①公共施設マネジメントとは何か。公共施設の取り巻く状況や問題、公共施設マネジメントの必要性
②さいたま市、青森県、佐倉市、尼崎市の取り組み事例から
③公共施設評価の視点、自治体経営から見た公共施設マネジメントの全体像
等を学びました。
公共施設ファシリティマネジメントとは・・市が保有し、または刈り上げている公共施設を重要ね経営資源として捉え、市民ニーズや人口動態等を踏まえた施設の運営状況、利用状況、老朽化度やトータルコスト等を調査・分析し、最適な保有量等の検討、維持管理の適切化、有効活用の実践、効果の検証を定期的に行い、全市的・総合的な視点から効果的かつ効率的な管理運営を推進していくことです。
三島市は、本年度まさに「公共施設マネジメント」に取り組んでいます。「つくる時代」から「使いこなす時代」へ、部局を超えて、一元的に自治体全体の保有資産の最適な利用を判断する必要があります。
短期間で成果を上げる各論型と、総論の取り組みと、両方の取り組みが必要と思いました。
2日目は「これからの自治体経営刷新に向けた勘所」と題して、米国バージニア州プリンス・ウイリアム・カウンティを事例に、戦略計画と行政評価(業績評価)に基づく経営(戦力マネジメント)について学びました。
研修会には、各日、全国から約40人の議員が参加していました。
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