2013.3.27 三島市土地開発公社理事会

岡田みきこ

2013年04月05日 18:19

 三島市土地開発公社の理事会が開催されました。
 議題は、平成25年度予算についてです。
 以前にもブログに書いた記憶もありますが、改めて、土地開発公社の仕事とは、公有地の拡大の推進に関する法律に基づき、土地の取得、管理、処分等を行うことにより、地域の秩序ある整備と住民福祉の増進に寄与することを目的にし、昭和48年4月に設立されています。
 いわゆる、市内に道路を新しく作ろうとすると、土地の買収が必要となります。予定地域みなさまの理解を得ながら用地の買収をしていきますが、買収が一度にできるわけではなく、多くの時間を費やします。そこで、土地開発公社が三島市に代わり、該当の土地を買収等で先行取得し、事業認可(都市計画事業は、原則として都道府県知事の認可を受けて市町村が施行します)が降りるまで管理しています。
 最近は、土地開発公社を解散する自治体も増えています。理由は、土地開発公社が先行取得しなくても自治体による用地の確保が可能で公社存続の意義が希薄になったり、先行取得した土地の早期事業化が困難となり解散して公社借入金の整理等を行い市財政の健全化を図る、などさまざまです。
 三島市においても、計画中の都市計画道路は本当に必要な事業なのか見直しは必要です。平成25年3月には、都市整備部都市計画課から「三島市都市計画道路必要性再検証」の報告書が出されています。それによると、対象の都市計画道路10路線については「現決定を維持する」結果となっています。
 土地開発公社として、現在のところ、三島駅前東街区西街区の駐車場も管理し、一定の収入が得られています。

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