三島社会保険病院に周産期センター

岡田みきこ

2013年04月16日 16:29

 三島市と三島社会保険病院が病院内に「周産期センター」の開設を予定していましたが、このたび管理者の独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)から整備計画の承認を受けました。
 三島市内には、分娩できる医療機関が2箇所しかなく、分娩の7割を市外に依存している状態です。
 三島市を含む駿東田方医療圏域は、基準病床数を上回るベット数がありましたが、特例として18床増やすことをすでに国や県から承認を得ていました。
 RFOから承認を得たことで、三島社会保険病院に産婦人科と小児科でベット数が計24床(既存の6床に18床が加わります)、産科救急にも対応した「周産期センター」の開設が可能となりました。
 平成25年11月から増築工事に入って、平成27年4月の運営開始を目指します。
 整備計画は承認されましたが、医師の確保や経営面には多少の不安があります。
 しかし、私たちの子ども世代が、地元に帰り、安心して子どもを産み育てられるまちづくりの第一歩です。

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