三島市議会2月定例会 一般質問
3月16日 三島市議会で今期最後の
一般質問を行いました。
1、”防災減災”「避難所」設置の適正について
三島市内で指定避難所に指定されているのは小学校、中学校、高校など23箇所です。避難所によっては、北上小学校のように住宅密集地にあり、周囲の道路も狭く、近くには土砂災害危険区域もあるというように、避難所の設置基準に照らし合わせて課題がある避難所が数箇所あります。
だからといって、ほかに避難所に指定できる箇所も見当たらないことから、三島市としてどのように対応していくのか。
2、スポーツ環境の整備について
「誰もが年齢や体力、目的に応じて生涯に渡りスポーツに親しむことができる環境を整える」基本方針に沿って、どのような取組みをしていくのか。
利用者の多い文教町テニスコートは、老朽化を理由に27年度全面改修の予定です。以前から議会において、テニス人口の増加に伴い、公式試合ができるテニスコートが必要であると要望してきました。今後、総合運動場を考える中で、テニスコートも検討していくと答弁いただいています。
この度の改修は、totoを利用することや他の候補地を探すのは費用的にも時間的にも掛かる事から現在の敷地に改修されます。狭い敷地を有効に利用する提案をしました。
また、市民体育館のトイレについて、様式のトイレの不足やウエット式であり臭い等、市民からの苦情も多いことから、早急に改善すべきではないかと提案しました。
3、補助金の公平性について
三島市は毎年さまざまな事業に補助金を給付しています。平成27年度当初予算における市単独事業費・運営費補助金は、174件、4億9,119万1千円です。
補助金は、地方自治法第232条の2で定められた制度で、公益上の必要性や福祉の向上と市政の進展に繋げる目的で補助金が支給されます。しかし、補助金制度の中には昭和22年に創設されたものや、補助金の多くを委託料にあてて、むしろ委託ではないかというものもあります。
また、少ない補助金で三島市の発展に大きく寄与している団体や、申請のわずらわしさから自費で高齢者の居場所作りを行っている団体もあります。補助金の公平性は保たれていると考えているのか。
本当に頑張っている団体には補助金を手厚くして、何十年も補助金に頼っているようなものは整理して補助金の縮小や廃止を検討することも必要でないかと提案しました。
関連記事