2012年10月17日
国民健康保険事業先進都市の行政視察のため、委員の方々8人と、埼玉県 志木市役所 健康福祉部 健康づくり支援課へ行ってきました。
視察内容は、埼玉県の広域化に伴う保健財政共同安定化事業について、志木市の現状を伺って行きました。
まず、埼玉県志木市は、埼玉県南西部に位置し、面積9.06平方キロメートル、人口約7万人の水と緑の都市です。昭和40年頃から、都心まで20分という好条件から人口も急増し、住宅都市としても発展してきました。
さて、保険財政協働安定化事業とは、レセプト1件30万円超の医療費について、医療給付費すべてを対象とし、県内すべての市町村が拠出する財源により費用負担を調整するというものです。
埼玉県では、平成24年度よりレセプト1件10万円超に拡充し、所得割を取り入れています。
志木市にとっては、健診の受診率を上げ、医療費の削減に努力しているにもかかわらず、拠出金の超過となり財政負担となります。
事業の拡充により
①医療費を抑制したのに負担が増加し、保険事業の努力が報われない。
②高額な医療費の多い市町村は負担軽減となりますが、高額な医療費の少ない市町村の負担は増大。
以上のような問題点がありました。
これは、志木市の現状です。
国保事業の運営の広域化、国保財政の安定化の推進について、さまざまな問題点があることが分かりました。
視察内容は、埼玉県の広域化に伴う保健財政共同安定化事業について、志木市の現状を伺って行きました。
まず、埼玉県志木市は、埼玉県南西部に位置し、面積9.06平方キロメートル、人口約7万人の水と緑の都市です。昭和40年頃から、都心まで20分という好条件から人口も急増し、住宅都市としても発展してきました。
さて、保険財政協働安定化事業とは、レセプト1件30万円超の医療費について、医療給付費すべてを対象とし、県内すべての市町村が拠出する財源により費用負担を調整するというものです。
埼玉県では、平成24年度よりレセプト1件10万円超に拡充し、所得割を取り入れています。
志木市にとっては、健診の受診率を上げ、医療費の削減に努力しているにもかかわらず、拠出金の超過となり財政負担となります。
事業の拡充により
①医療費を抑制したのに負担が増加し、保険事業の努力が報われない。
②高額な医療費の多い市町村は負担軽減となりますが、高額な医療費の少ない市町村の負担は増大。
以上のような問題点がありました。
これは、志木市の現状です。
国保事業の運営の広域化、国保財政の安定化の推進について、さまざまな問題点があることが分かりました。
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