2012年11月17日
今回で4回目になる勉強会ですが、毎年持ち回りで、今年度は箱根町の開催です。
勉強内容は、「箱根ジオパーク」についてです。
ジオパークとは、火山などの地質遺産を主な見どころとする自然の公園の事です。ユネスコの支援で2004年に設立された世界ジオパークネットワークにより、世界各国で公園化が進められています。
箱根町は、小田原市、真鶴、湯河原町の観光・商工・交通など54団体と昨年5月に推進協議会を設立して、認定を目指していました。そして、平成24年9月、箱根火山を中心にした地域が、「箱根ジオパーク」として「日本ジオパーク」の一つに認定されました。
講師は、箱根町企画観光部企画課ジオパーク推進室の青木氏と、「生命の星・地球博物館」主任研究員の笠間氏。青木氏には、箱根ジオパークについて。笠間氏には、水槽と水・塩水・色チョークを使って、ミニ噴火の実験をしていただきました。
箱根町との勉強会は1年に1回ですが、こうして議員が交流することにより、三島市と箱根町の交流がますます盛んとなり、ジオツーリズムなどの新しい観光に繋がっていくことを期待しています。
ちなみに、同9月に伊豆半島も「日本ジオパーク」に認定されています。三島市は、溶岩流、火砕流台地など自然の景観を観察できる楽寿園・源兵衛川・菰池・白滝公園・三嶋大社・三島駅北口等が、ジオサイトに設定されています。
│ブログ