2012年12月05日
3日目 香川県高松市 (人口420,292人)
視察の目的は、「高松市総合都市計画~環境配慮型都市交通、自転車を利用した都市(まち)づくり」についてです。
この高松市は、昨年「新未来21」でも「まちづくり」について行政視察しています。商店街を縦横無尽に走り回る自転車に、「ここの町は、自転車と歩行者がどのように共存しているのか」と疑問に思っていました。どのように変わっているのか、興味を持って視察に臨みました。
さて、高松市で取り組んでいる「自転車利用環境整備事業」についてですが、既存市道の車道を自転車レーンとして再整備するなど、歩行者と自転車の移動空間を分離して、安全で快適な空間を確保するというものです。環境にやさしく機動性に優れた自転車を、自動車に替わる都市内交通の重要な手段として位置づけ、まちづくり計画を策定しています。
具体的には4車線ある車道を2車線に変更し、車道上に自転車道を整備しています。
バスや荷さばき駐車車両のスペースの確保や自転車道横断時の安全性の確保、通行方法の周知徹底など課題もあるようです。
放置自転車や駐輪場についても課題のようですが、引き取り手のない自転車はリサイクル自転車として整備し、リース自転車として活用されていました。
昨年、商店街で走行自転車と何度もぶつかりそうになりましたが、今回行ってみると、商店街は自転車を引いて通行するよう徹底されていました。
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