2013年02月11日
前回同様、三島市企画部危機管理課主催によるものです。
講師は、陸上自衛隊板妻駐屯地第34普通科連隊第5中隊長の平方雅博氏でした。
講演の内容は、
・東日本大震災での自衛隊の活動
・風水害・東海地震における自衛隊の活動
・災害対応で三島市の望むこと
・東日本大震災での自衛隊の活動に伴う自治体連携の問題点
・自衛隊の組織概要
などでした。
講演の中で、地域の防災訓練に加え、自衛隊との訓練を行うことで、自衛隊とも顔の見える関係を築くことが必要だというようなお話がありました。また、自衛隊の使用する地図は、UTM 座標というもので一キロ毎に格子が入っていて、ピンポイントで場所の特定ができるようになっていますますが、行政はゼンリンの地図を使用しています。災害時には県内の自衛隊だけでなく、県外からの支援もあるため、町名で報告されてもわからないので、UTM 座標を使用し、共通の地図を使うことの必要性もわかりました。
災害時に自衛隊が炊き出しやお風呂の提供をしている場面をテレビなどで見る事がありますが、あれはあくまでも自衛隊自身が、野営等をする際に使うものであり、災害に向けた備蓄は私たちがそれぞれにしなければいけないこともわかりました。
また、新たな課題が見えた講演会でした。
│ブログ