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2013年10月20日

10月15日(火)~17(木) 
 三島市議会総務委員会では、千葉県野田市、岩手県盛岡市、宮城県仙台市にそれぞれ行政視察に行ってきました。
10月16日(2日目)
視察先:岩手県盛岡市
テーマ:公共施設のアセットマネジメントについて
 盛岡市は、岩手県の県庁所在地として、政治・経済・教育・文化の中心として発展し、平成20年中核都市となり、平成21年には市制施行120年を迎えています。人口約30万の都市です。
 盛岡市では、厳しい財政状況の中、少子高齢・人口減少時代の到来に備え、全庁的に施設の維持管理の効率化や、老朽化した施設の更新費用の低減・平準化を図るため、平成25年6月「公共施設保有の最適化と長寿命化のための基本計画」を策定しています。
 以上を調査研究しました。
 目指すべき施設保有の姿を、量の最適化・サービスの最適化・コストの最適化・性能の最適化として、一つひとつの施設を長く大切に使うために計画的な保全による「長寿命化」、機能が重複している施設や利用が少ない施設などの検証をするとしています。おおむね3年ごとに実施計画を作成し、5年ごとに見直しを行います。
 三島市においても、公共施設の長寿命化は課題です。
 壊れてから直す「事後保全型」から、計画的に直す「予防保全型」の考え方、施設の複合化、民間利用、市民サービスの低下を招かないような取り組みが必要です。
 また、市民の理解を得るために、施設白書や市民会議の設置も必要です。
 しかし、小中学校の統廃合による適正配置等は慎重に行わなければならないと考えます。  

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